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全日本建設運輸連帯労働組合 関西ゼネラル支部

活動報告report

関西ゼネラル活動内容【取組中の事案】


〖2025年4月の記事〗 

医療法人裕雅会寺川文彦理事長は

大阪府労働委員会での約束を守れ!
誠実交渉義務を果たせ!分会長に十分な療養を認めよ!



●医療法人裕雅会で何が起こっている?


 東住吉区杭全1丁目にある有馬外科整形外科は寺川文彦医師が院長で、医療法人裕雅会の理事長です。裕雅会は一階で診療所を、二階で介護保険のケアマネ事務所、ヘルパーステーションと通所リハビリテーション(デイケア)の3事業をしていましたが、組合員がいるデイケアを2024年12月20日閉鎖発表、1月20日に閉鎖してしまいました。


働きやすい職場、働き甲斐のある職場を求めて職員が関西ゼネラル支部に加入!


 
目に余るワンマン経営ぶりの寺川理事長に多くの職員が立ち上がり、寺川理事長は2021年4月に職員に15項目の「誓約書」を書いて誠実に実行することを誓いました。ところが、謙虚な姿勢が次第に薄れ、「誓約書」の項目を実行しないまま時間が過ぎていきました。30人余りの職員のうち在籍27年のベテラン職員が連帯ユニオン関西ゼネラル支部に加入して、法例の遵守、誓約書の項目の実行を求めました(2024年1月)。

*労働組合は憲法と法律によって存在と権利が保障されています。団体交渉権が憲法第28条に明記されているので、使用者はこれに配慮して誠実な交渉を尽くすべき義務(誠実交渉義務)があります。 労働組合は、団体交渉で使用者に労働条件の維持・改善や経済的地位の向上を約束させ、労働協約を締結します。

団体交渉で合意するが労働協約の締結を引き延ばす寺川理事長、“その場逃れの発言”“その場の逃れの約束”は許せません!

 これまでの団体交渉で16項目にわたる合意があり、文言チェックも終え、労働組合が押印している合意書に寺川理事長が押印しません。そこで2024年8月大阪府労働委員会の場で合意書を締結することにしました。ところが、大阪府労働委員会でも寺川理事長自身が発言して約束したことを守ろうとしません。医療法人の理事長が、しかも公の場である大阪府労働委員会で“その場逃れの発言”“その場逃れの約束”をするなんて許されるものではありません。

●突然のデイケア閉鎖で分会長は心身不調で休業療養中!寺川理事長は「暖かくなったら利用者が増える、早く復帰してほしい」と


 分会長は、他の理事からデイケアの責任者に推されるほどのベテランで誇りをもって仕事をしています。ところが、職員が2023年9月から産休・育休に入りましたが補充職員の配置がなく、職場は人手不足で業務過重に陥っていたところに、今回の事業所閉鎖です。心身不調がひどく現在休業して療養しています。そんな分会長に寺川理事長は、職場復帰をせかしています。職員の健康より金儲けを優先する姿勢は、決して利用者のためにも、労働者のためにもなりません。



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